Copyright © ウチダ ケイスケ

コトノハ#4

January 14, 2019

先日、丹波市の原木市場へ見学に行ってきました。

自分たちが、兵庫県丹波県民局と企画・運営している「30年後の森を描く研修会」のプログラムの一環として。

原木市場は、他の場所でも何回か見たんだけど、競りを間近で見たのは初めてでした。

約2,500㎥分(本数にして2,000本くらいかな)もの材を、1時間ちょっとで全部競る。

なかなかの光景でしたよ。

出されているのは、ほぼ杉と檜。赤松なんかもちらほら。

まれに大径木の欅とか、丸太が真っ直ぐな栗の木とかの広葉樹が少々。

 

年間で、33回、市は開かれるそうです。

原木市場だけに、丸太一本、値段としては考えられないような安い値がつくのですが、これからその原木を数年かけて乾燥させて、製材して、商材化して…という手間を考えると、まあ妥当な値なのかな、と思いつつ、やっぱり山主さんには殆どお金が還っていかなよなー、と実感したり。

もちろん、市場価格の変動もあるんだけど、全体的には一時のピークに比べたら、かなり安い。

そんな中でも出口(製品)を何にするか、その手間をどうするのか、対価をどう回収するのか。

いろんなことを想定しながら、バイヤーさんは買って行くんですね。

市場価格に関しては、暗い話ばかりが多い木材だけど、市場の前理事長・橋本さんが仰っていた言葉が心に刺さりました。

「大事なのは、多くの人がこういった現場を見て、話を聞いて、興味を持ってくれること」

晴れやかだったよなー、橋本さんの表情。

 

自分たちに何ができるか。

造園・ランドスケープのプランナーとして、八百材舎として。

だって、収穫物(立木)はもう用意されているんだよね。

0から1への大変な作業ではなく、1から2へのステップアップのはずだから。

そして過ぎる、右田農園のお父さんの言葉。

「いかに今をBETTERな状況として捉え、BESTに持って行くかを考える」

そう考えたら、決して暗くなる必要はないよなー、と感じた週末でした。

 

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コトノハ#2

January 10, 2019

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