コトノハ#3

篠山のNIPPONIAに、推定樹齢150年を超えるエノキがそびえています。
漢字の「榎」のごとく、一本だけでも夏の日差しを遮ってくれるぐらい茂る樹。
その存在感に圧倒されました。
話によると、年々枝が落ち、葉の茂りも元気がないとか。
二年前に、ある造園業者さんが土壌改良したにも関わらず、あまりその効果が出ていないそうです。
おまけに、枝が近隣の駐車場まで張ってしまって、大変危険だと言うこと。
昨今、台風の被害がすごいので、見過ごせなくなってきてるんですね。
正直、これほどの大径木を剪定・土壌改良するのは初めて。
篠山の知り合いの農家さんを通じて、ノオトの金野さんも立ち会っていたのでびっくりしました。
一度、お話ししてみたかったんですよね〜。
早速、心強い「みどりもの協働組合」のメンバーでもある、庭のジプシーこと橋口くんと、あまがえるの木下くんとチームアップ。
心強いねぇ。
これから、詳細な現場調査が始まります。
最近、木の集合体である「森」を相手にしてることが多かったので、一本の「木」と向き合うのは久々です。
三ノ宮の小野八幡神社の、ご神木(クスノキ)の伐採を見届けて以来かなー。
また精霊とかついてそう 笑
そうそう。なんでも、エノキには「さがり」という妖怪が憑いているらしいです。
路傍の古いエノキの木からぶら下がった状態で現れ、鳴き声をあげたりして、暗い夜道を歩いている人などを脅かすのだそう。
昼間の仕事でよかったー!笑
