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八百材舎への道①

January 12, 2018

 

篠山に仕事として入り込んでから、約1年が経とうとしています。

ひょんなことから、林業に深く関わっている人と知り合うことができたのです。

 

とりあえず情熱がすごくて、また行動派でもあり、かなりの男前。

反骨精神も人一倍強い高橋さんと、篠山の森について「なんとかしよう」となるまでに、そんなに時間はかかりませんでした。

 

篠山は、黒豆やお米、山の芋といった農作物(農業)については既にブランド化されています。

でも市の面積の8割は森林であるのにも関わらず、林産物(林業)については全く知られていません。

故に山に入る人が少ないので、山は荒れて獣害も酷くなっていきますし、そうなると当然田畑(農作物)にも被害が及びます。

 

そんな中、高橋さんは山で間伐をし、山道を整備し、切り出した材を収集し、それをペレットや薪などに加工して提供しています。

ただペレットや薪だけ販売しても、大きなお金にはならず、山に還っていきません。

お金が回らないと、当然山を整備する人を雇用するお金も生まれません。

山を本格的に整備するには、何か新しい市場や販路を開拓しないといけないのです。

 

そこで、今回高橋さんが「木の駅」として運営している場所をお借りして、その「木の駅」を活性化するためのリノベーションをすることになりました。

「木の駅」とは、簡単に言うと市民参加型で森林整備を進める仕組みです。 山の木を伐採し、集材、木の駅のストックヤードに出荷すれば、高橋さんが買い取り地域通貨を発行し、その通貨を使って市内の登録店で使ってもらう、そんな仕組みです。

 

今回のプロジェクトでは、より多くの参加(木を切り出す人、それを買う人)を促していくように、敷居の低い木の駅に再整備しようという考えから始まりました。

 

例えば、地域産材が流通・売買される場を、関係者だけでなく一般の方も見れるようにする。

もしくは、木材の「競り」に参加できるような催しも用意する。

また、その場で木材を活用したり購入できるような場、あるいは里山や農林業に関する活動・事業などの情報が集積する窓口として、一般に開かれたプラットフォームにするー

 

里山のあらゆる資源(農林副産物=百材)とそこに全ての神が宿る(八百万神)を掛け合わせて、「八百材舎(やおざいや)」プロジェクトとして、スタートを切ったのです。

 

木材コーディネーターの資格を取ってから約3年。

自分の仕事(ランドスケープ・造園)に絡めてちょくちょくは頑張っていたのですが、いよいよそれらしい本格的な里山保全を視野に入れた、木材コーディネートの事業が動こうとしています。

 

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