鳳鳴と俊彦窯。
本日は篠山に一日。
コーヒーの焙煎所が出来そうな場所を探しているRioの八木ちゃんと、篠山エキラボの木原さんと。 南東の後川から日置、そして福住に渡って先ずは廃校になった小学校の見学。
そして北の雲部・大芋などの小学校やミュージアムの施設をめぐり、河原町へ。
行こうと思っていた場所が、ことごとく火曜日〜木曜日が定休日で、ちょっと残念。
みんな、どうやって生計立ててるんだろうね、なんて話しながら。
篠山の地酒「鳳鳴」の純米酒を買い込み、それに似合うぐい呑みを探しに、最後に立ち寄ったのが一番南西に位置する今田。
立杭焼の釜が街道沿いにずらっと連なるエリア。
その窯元の作品を一堂に集めているのが、陶の郷。
そこで、自分と八木ちゃんがそろって興味を示した窯元さんの作品。
親子でやられているみたいで、特に息子さんの作品に惹かれてしまい、実際の窯元さんを訪れた。
その作家の方も、お母様もとっても気さくなお人柄で、ついつい長話。
今田という地域が抱えている問題をたくさん伺った。
なるほど。観光雑誌でいくら特集組んだところで、そういった裏側って伝えてくれないもんね。
地元の人からしたら、たくさんの人には来て欲しいんだけど、本音は「定住」してほしい。
一過性でない、永続性のあるもの。
地域の文化や生活が、ずっと続いていけれるようなもの。
焼き物って、結局それに関心のある人しか寄ってこない。
つまり、それは高齢に近い方々の趣味に頼るところが大きい。
何十年か後には、ニーズもマーケットも減っていくだろう。
故の、切実な想い。
うーむ、四月から自分に何が出来るかなー?
あ、それと。
偶然にもその窯元さんのすぐ近くにあったのが、ミドリカフェでも大変お世話になっているコーヒー職人のカフェがあったんだよね。 もう過去にも何度かチャレンジしてたんだけど、やっぱり空いてない 笑 ほんま、みんなどうやって生計立ててるんだろう??


