
八百材舎への道③
森の資源が循環するプラットフォーム「八百材舎」を立ち上げる事業。 もちろん、事業として始めるわけですので、仲間をつくらないといけません。 が、一からそれを探す必要がなかったのは本当にラッキーでした。 篠山をフィールドに仕事を始めてから、同じような価値観や意識を持った知人が増え、たまたま「こんなのやりたい」と言った途端、あれよあれよと計画が本格化し、合同会社を設立するまでに到ってしまったのです。 それがササノワ合同会社・ヤマサキさん、ポンちゃん、板垣くんという面々。 それに加え、前から知り合いだったフェリシモの三浦さんが「森基金」を運用していた関係で、山林資源活用の可能性についてフィールドーワークをしよう、と始まったのが「森の学び舎」でした。 いわば、八百材舎のプロローグ版ですね。 山の素材で土をつくって、その土でワタを育てて、そのワタを間伐材で紡いで、山林植物から染料を抽出して染めて、これまた間伐材を使った織り機で機織りしてー、という森から日常生活への落とし込みを一連の流れで体験できるプログラムでした。 場は整備されていなくても、それなりにできる